NAGANOスマートシティコミッション事務局運営支援業務をSUNDREDが受託

NAGANOスマートシティコミッション事務局運営支援業務をSUNDREDが受託

長野市における新産業の創出、リビングラボ型共創コミュニティの創出に取り組む
100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」SUNDRED株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:留目 真伸、以下:SUNDRED)は、長野県長野市が公募したNAGANOスマートシティコミッション事務局(以下:NASC)の運営支援業務を受託しました。受託期間は2023年5月29日から2024年3月31日までとなります。

※1 リビングラボ:多様な関係者が集う場で、実現したい未来のイメージや、解決すべき社会課題を共有し、関連する知見や技術・ノウハウ、ソリューションを集約し、新たな結合(イノベーション)を構想・実証・実装することによって地域や社会の活性化を推進していくための仕組み。

■NASC運営支援業務におけるSUNDREDの役割

SUNDREDは本事業において、長野市における新産業の創出加速を目指し、オープンイノベーションの場としてのリビングラボ型共創コミュニティ運営による、新産業共創エコシステム構築に取り組みます。具体的には、下記の5つに取り組みます。

 

  1. NASC事務局運営支援
  2. ワークショップ、勉強会の企画・開催
  3. ビジネスプランコンテストの企画・運営
  4. 実証プロジェクトの伴走支援
  5. 情報発信・プロモーション

 

新産業創造においては、対話を通じて「実現したい未来」をイメージすることで目的・アジェンダを共創し、新たな産業を共創するSUNDREDの「新産業共創プロセス」をもとに、個別の事業のインキュベーション、アクセラレーションにとどまらず、新産業共創エコシステムの実装と、トリガーとなる事業の創出を目指します。

また、各地におけるリビングラボ開発・運営を通じて確立したSUNDREDの「インタープレナーズ・リビングラボ」(※2)のコンセプトをベースに、大企業・地域企業・スタートアップ・地域コミュニティ・自治体・大学・その他の有識者・専門家・実践者等が、組織やセクターの壁を越えて社会起点で「インタープレナーシップ」をもとに対話・共創を行う場の形成を行います。

豊かな自然、歴史・文化、技術・教育の根付く、長野市において、多様なインタープレナーたちが集い、それぞれの課題感・期待・価値観を持ちより、対話を通じて「実現したい未来」のイメージ、目的・アジェンダの共創から、それを実現する「つながったソリューション(新産業)」を共創していく、新しい時代の「リジェネラティブ」な社会の仕組みづくりを目指します。

 

※2 インタープレナー:自らの意思でより良い社会を創るという目的のために行動し、所属する組織を含めて自分が動かせるものを動かして価値創造を行っていく個人のこと。

 

■NAGANOスマートシティコミッションについて

NAGANOスマートシティコミッション(略称:NASC、ナスク)は、スマートシティNAGANOの推進主体として、長野市、長野商工会議所、信州大学工学部及び株式会社八十二銀行の代表者を発起人として、産学官金の連携の下、令和3年(2021年)10月5日に設立しました。NASCの設立趣旨に賛同し、長野市内等でスマートシティの実現に向けたプロジェクト実施に意欲のある地域内外の事業者・団体、大学等高等教育機関、金融機関、行政機関等が参画し、スマートシティNAGANOの実現に向けた取組を進めています。

https://www.nasc-nagano.com/

■スマートシティNAGANOについて

長野市では、安全・安心・快適な上質の暮らしで幸せを実感できる市民ファーストな未来型社会の実現に向けて、「スマートシティNAGANO~市民と創る最高のまちづくり~」として、持続可能なまちづくりを推進しています。

◎「スマートシティNAGANO」が目指す方向性

デジタル技術等を活用した市民満足度の向上

デジタル変革による生産性向上

データ利活用や地域課題の解決を通じたデジタルイノベーションの加速

■SUNDREDのIndustry-Up as a Service(エコシステムビルディングサービス)

SUNDREDは100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」として、アカデミアの研究とプロジェクトの実践を通じて開発した「新産業共創プロセス」にもとづき、社会起点の目的を実現する新産業の共創に取り組んでいます。その最大の特徴は個社単独での新規事業の開発ではなく、新産業の共創を通じて新たな事業機会・投資機会の創出を進めていくというコンセプトにあります。社会起点の目的を多様な社会人との対話の中から共創し、新産業のナラティブとスコープ、要素をまとめたアジェンダを形成、エコシステム仮説に落とし込み、その中核となる事業(トリガー事業)を創出し成長を加速していくことで、エコシステム構築を進めていきます。

目的・アジェンダの共創を加速するソリューション「Future Board」、新産業のエコシステムの共創を推進する「新産業共創スタジオ」、組織の壁を越えて目的・エコシステムの共創をリードする「インタープレナー」の発掘・育成・ネットワーク化、多様なインタープレナーが集うリビングラボ等の「対話・共創の場」の開発・運営を通じて、新しいパラダイムに求められる新産業の創出・エコシステムの構築・社会実装を加速しています。

Industry-Up as a Service

https://www.industry-up.com/

 

■新しい時代における価値創造を牽引する「インタープレナー」について

SUNDREDは新しい時代における価値創造を牽引する人材として「インタープレナー」の開発に取り組んでいます。インタープレナーとは、組織の枠を超えて社会起点で発想し、オープンでフラットな対話を通じて目的を共創し、仲間とリソースを集めてプロジェクトを進め、所属する組織も動かして組織にも貢献し、目的を達成していく「社会人」のことです。全てのセクターに顕在・潜在している「インタープレナー」達が、新しい時代の価値創造の仕組みを理解し、自らの生き方について考え、動き出していくことによって新産業の共創が加速されると考えています。

SUNDREDのインタープレナー・コミュニティは、大企業、中小企業、スタートアップ、政府系公務員、自治体職員、大学研究者、医療者、教育者、プロフェッショナル、学生など各セクターから集まったインタープレナー約1,600人が参集・参画し、新産業のテーマや「実現すべき未来」について継続的に対話を行っています。昨年度は経済産業省関東経済産業局と共同で「令和3年度 越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」を推進し、「インタープレナー(越境人材)」の育成についての政策提言を実施しました。今後もSUNDREDでは「インタープレナー」の発掘・育成・ネットワーク化を加速し、インタープレナーが活躍する環境を整備していくこと新しい時代の価値創造を推進していきます。

インタープレナー

https://www.interpreneur.jp/

 

■会社紹介

企業名:SUNDRED株式会社

設立  :2017年3月設立

代表者:留目 真伸

本社  :東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー

オフィス :東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階

概要  :100個の新産業の共創を目指す「新産業アクセラレーター」。「新産業共創スタジオ」を運営し、エコシステムのデザインを起点に成長領域にリソースを集約し、新産業を共創していく 。

URL  :https://sundred.co.jp