「一般社団法人ナスコンバレー協議会」発足、SUNDRED代表取締役 留目真伸が理事に就任

「一般社団法人ナスコンバレー協議会」発足、SUNDRED代表取締役 留目真伸が理事に就任

新産業共創の知見を活用し、国内最大規模のリビングラボを開発、プログラムを運営

100個の新産業の共創を目指す「新産業アクセラレーター」SUNDRED株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:留目 真伸、以下:SUNDRED)は、一般社団法人ナスコンバレー協議会(代表理事:井上 高志、所在地:栃木県那須郡那須町、以下:ナスコンバレー協議会)を賛同する3社(株式会社LIFULL、日本駐車場開発株式会社、株式会社デジタルシフト)とともに2021年10月1日(金)に立ち上げ、会員企業としてリビングラボ「ナスコンバレー」に参画することをお知らせいたします。SUNDRED代表の留目が理事に就任し、SUNDREDはナスコンバレー協議会の事務局として、「21世紀型社会」の現実解を共創する国内最大規模のリビングラボのプログラムを開発・運営します。また、SUNDRED/新産業共創スタジオにて推進するプロジェクトもナスコンバレーに持ち込み、地域の特性にあった形で社会実装を進めていきます。

■発起人・事務局に至った経緯
SUNDREDは、2019年7月の新産業共創スタジオのローンチ以来、アカデミアの知見と実践での学びをもとに開発した「新産業共創プロセス」をベースに、21世紀型社会に求められる新産業の共創に取り組み、これまでに約12個の新産業プロジェクトを生み出してきました。
新産業を共創し、イノベーションの社会実装を推進していく上で重要な要素のひとつに、本格的な「リビングラボ」の存在があります。SUNDREDは複数の新産業のエコシステムの構築を進める中で、目的の共創・エコシステム仮説の共創を行うフューチャーセンター、エコシステムを構成する製品・サービスを開発していくイノベーションセンター、製品・サービスを繋ぎ合わせて地域の特性に合った形で社会実装を進めるリビングラボ、といった3つのイノベーションの場をつなげて機能させていくことが重要であることを実体験として理解しました。また、それらの3つのイノベーションの場の中でも、多様なステークホルダーが集い、対話を行いながら、各所で進められているイノベーションのための活動やプロトタイプを集約し、地域の特性にあった形で社会実装を進めていく本格的なリビングラボがほとんど存在していないことがわかりました。
今回、那須地域において日本最大規模の本格的なリビングラボを開発し、SUNDREDが取り組む新産業共創プロジェクトを集約するだけでなく、新産業共創の知見を活用しリビングラボの機能の整備を進め、賛同する様々なステークホルダーと共に「21世紀型社会」の現実解となるソリューションの共創を進めていくことで、イノベーションの社会実装プロセスを確立していきます。
また、新産業共創の鍵を握るインタープレナー(越境人材)の候補を地域から発掘、県外のインタープレナーとの交流を活性化しながら、プロジェクトに取り組んでいくことを通じて、地域における新産業共創エコシステムの構築を目指します。

 ※インタープレナー … 自らの意思でより良い社会を創るという目的のために行動し、所属する組織を含めて自分が動かせるものを動かして価値創造を行っていく個人のこと。

■ナスコンバレー協議会の概要
名称:一般社団法人ナスコンバレー協議会
設立日:2021年10月1日(月)
住所:栃木県那須郡那須町大字高久乙字遅山3376-256
代表理事:井上 高志(株式会社LIFULL 代表取締役社長)
理事:巽 一久(日本駐車場開発株式会社 代表取締役社長)
   留目 真伸(SUNDRED株式会社 代表取締役)
   鉢嶺 登(株式会社デジタルシフト 代表取締役会長) ※五十音順    
連携・協力:栃木県、那須町、那須塩原市、大田原市
活動内容:当法人は、国内外の企業、学術機関、研究機関、個人等の保有する先進技術の実証実験、社会実装を那須地域で実施するために、自治体、関連諸団体との連携・協力を通じて未来のあるべき社会像を共創し、その成果を広く国内外に展開することを目的とし、次の事業を行います。
(1) 国内外の企業、学術機関、研究機関、個人等と自治体、関連諸団体と連携し、オープンイノベーションを推進するための研究開発、実証実験、社会実装
(2) 本目的を推進するためのイベントの企画、開催
(3) 本目的を推進するための情報収集、情報発信、情報共有
(4) 協業、共創を促進するためのコミュニティの運営
(5) 関連諸団体との意見交換
(6) その他、本法人の目的を達成するために必要で、前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業

サイト:https://nasucon.jp/

■取り組みの詳細について
ナスコンバレーは、21世紀型社会に求められるソリューション(エコシステム、サービス、製品)の共創・実証実験・社会実装の場であり、社会・社会人・市民を中心に、未来社会の現実解となるソリューションを共創していく国内最大規模のリビングラボです。リビングラボとは多様な関係者が集う場で、実現したい未来のイメージや、解決すべき社会課題を共有し、関連する知見や技術・ノウハウ、ソリューションを集約し、新たな結合(イノベーション)を構想・実証・実装することによって地域や社会の活性化を推進していくための仕組みです。
那須エリア(那須町、那須塩原市、大田原市)は、都心から1時間の好立地に位置し、豊かな自然と地域資産、そして典型的な地域課題も併せ持つ地域になります。東京ドーム170個分の私有地を含む広大な実証フィールドを活用し、様々なプロジェクトの構想・実証を進めます。また、那須高原エリアには雄大な自然とリゾート施設があり、充実した環境でワーケーションを行うことも可能です。
「ナスコンバレー」では、各セクターからより良い社会を創るという目的に向けて行動する社会人「インタープレナー」が集い、対話を通じて未来のイメージの解像度を高め、ソリューションの構想・実証・実装を進めていきます。

SUNDRED/新産業共創スタジオの新産業共創プロジェクトからの持ち込み・派生も含めて、約10個のプロジェクトの社会実装について対話が始まっています。特にドローンについては、SUNDREDと経済産業省関東経済産業局で推進中の「令和3年度 越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」をきっかけとし、新産業共創プロジェクト「フライングロボティクス産業」のエコシステムの中核となるVFR株式会社および地域未来牽引企業にも選定されている藤和那須リゾート株式会社等との対話を促進し、「Hello DRONE Project」としてトイドローンのアトラクション、コテージへのピザ等の配送等の実証が進んでいます。

■参画企業の募集について
那須という実証フィールドを活用したイノベーションの社会実装に参画頂く企業を募集します。ナスコンバレー協議会に参画することにより、日本最大級のリビングラボにて、企業・行政・大学・団体・インタープレナーと効果的にイノベーションを推進できます。詳細については、ナスコンバレー協議会の公式サイトよりお問い合わせください。
サイト:https://nasucon.jp/

■ナスコンバレー協議会 理事/SUNDRED株式会社 代表取締役 留目 真伸よりコメント
 開拓者の歴史の薫る那須地域から日本最大級の本格的なリビングラボ「ナスコンバレー」がスタートすることは決して偶然ではないと思っています。インタープレナー同士のオープンかつフラットな対話をもとに目的を共創し、各所で行われているイノベーションの活動を集約して、地域の特性にあった形で繋ぎ合わせて社会実装していく、日本発の新しい時代のイノベーションの仕組み「新産業共創エコシステム」を創り上げていきたいと考えます。「ナスコンバレー協議会」の設立にあたっては、大企業・スタートアップ・アカデミア・自治体・地域企業・コミュニティなど、沢山の方と対話を進めてその構想を固めてきましたが、「ナスコンバレー」がスタートした後も、オープンかつフラットな対話を通じてより多くの方と一緒に、ワクワクする未来のための現実解を共創・実証・実装していきたいと思います。皆様の参加を心よりお待ちしています。

■会社紹介
企業名:SUNDRED株式会社
設立:2017年3月設立 ※「新産業共創スタジオ」は2019年7月1日より正式稼働
代表者:留目 真伸
本社:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
オフィス:東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階
概要:100個の新産業の共創を目指す「新産業アクセラレーター」。「新産業共創スタジオ」を運営し、エコシステムのデザインを起点に成長領域にリソースを集約し、新産業を共創していく 。
URL:https://sundred.co.jp/