循環型社会を実現する 「食と農」の新産業「リジェネラティブアーバンファーミング産業」をスタート

循環型社会を実現する 「食と農」の新産業「リジェネラティブアーバンファーミング産業」をスタート

「食と農」にまつわる持続可能なコミュニティーづくりと豊かな都市生活文化の創造を目指す
100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」SUNDRED株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:留目 真伸、以下:SUNDRED)は、人・社会・地球環境に調和した「食と農」の課題を解決する「環境再生型都市農業」(リジェネラティブアーバンファーミング)に関する理解を深め、産業として課題解決し、世界に発信できる新しい食文化創出を目指す新たな産業「リジェネラティブアーバンファーミング産業」のエコシステム作りに着手します。

■リジェネラティブアーバンファーミング産業とは
「リジェネラティブアーバンファーミング産業」とは、気候変動や地球環境の持続可能性への課題に注目し、人・社会・地球環境に調和し生態系全体を繁栄させていくことを追求する産業プロジェクトです。様々な新しい技術なども活用し、都市空間の中で農作物を育て、豊かな食を頂く「食と農」にまつわるコミュニティーづくりや新しい都市生活文化を創造することを産業として目指しています。
新産業共創プロジェクトとして、「新産業共創プロセス」をベースに「リジェネラティブアーバンファーミング産業」の目的・アジェンダの共創、エコシステムの共創、トリガー事業の創出等につなげていきます。ご興味のある企業・スタートアップ・大学・その他組織の方、専門家・実践者の方は、是非ご参加下さい。

■【開催済】3月14日 リジェネラティブアーバンファーミング ワークショップ
「リジェネラティブアーバンファーミング産業」立ち上げのキックオフイベントとして、「リジェネラティブアーバンファーミング ワークショップ −循環型社会を実現する 「食と農」の新産業づくり−】を2023年3月14日(火)に大阪イノベーションハブにて開催しました。

日時:2023年3月14日(火)15:00~17:30 ※終了後にネットワーキング(交流会)を開催
場所:大阪イノベーションハブ(OIH)
住所:大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪 ナレッジキャピタルタワーC7階
共催:SUNDRED株式会社(MIRACLE代表法人)、大阪公立大学、大阪イノベーションハブ
後援:バイオコミュニティ関西(BiocK)、関西イノベーションイニシアティブ(KSII)

当日の集合写真当日の集合写真

当日のグラレコ当日のグラレコ

<関係者のコメント>
大阪公立大学 農学部附属教育研究フィールド フィールド長、大学院農学研究科 教授 横井 修司 氏
今回のワークショップをきっかけに都会での農業に理解が進み、将来に向けて発展できると期待できました。

■【開催済】3月22日 循環型社会と食について考える-リジェネレーションと実現したい未来の食を共創する-
一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(通称:U-FINO)と共催で、かつては「天下の台所」と言われた大阪・関西からグローバルに向けて発信できる新しい食文化・社会のイメージと具体的なアイデアを生みだし、その実現に向けて考えるワークショップを開催しました。なお、アイディアの集約には、SUNDREDが考案した対話による知識創造・蓄積・共有・発展を促すソリューション「フューチャーボード」を活用しました。

日時:2023年3月22日(水)16:00~17:30
場所:オンライン
主催:一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)/ SUNDRED株式会社

当日のフューチャーボード当日のフューチャーボード

<関係者のコメント>
一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(U-FINO) 理事長 中沢 則夫 氏
身近な「食」がテーマの議論を踏まえ、課題を抽出していくプロセスを目撃しました。U-FINOでは、新しい産業・サービスの育成を促し、社会課題の解決を目指しております。フューチャーボードの手法は、知識創造・蓄積・共有・発展を超えてイノベーションを担う人材の育成にも有用であると感じました。

■SUNDREDのIndustry-Up as a Service(エコシステムビルディングサービス)
SUNDREDは100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」として、アカデミアの研究とプロジェクトの実践を通じて開発した「新産業共創プロセス」にもとづき、社会起点の目的を実現する新産業の共創に取り組んでいます。その最大の特徴は個社単独での新規事業の開発ではなく、新産業の共創を通じて新たな事業機会・投資機会の創出を進めていくというコンセプトにあります。社会起点の目的を多様な社会人との対話の中から共創し、新産業のナラティブとスコープ、要素をまとめたアジェンダを形成、エコシステム仮説に落とし込み、その中核となる事業(トリガー事業)を創出し成長を加速していくことで、エコシステム構築を進めていきます。
目的・アジェンダの共創を加速するソリューション「Future Board」、新産業のエコシステムの共創を推進する「新産業共創スタジオ」、組織の壁を越えて目的・エコシステムの共創をリードする「インタープレナー」の発掘・育成・ネットワーク化、多様なインタープレナーが集うリビングラボ等の「対話・共創の場」の開発・運営を通じて、新しいパラダイムに求められる新産業の創出・エコシステムの構築・社会実装を加速しています。

Industry-Up as a Service
https://www.industry-up.com/

■新しい時代における価値創造を牽引する「インタープレナー」について
SUNDREDは新しい時代における価値創造を牽引する人材として「インタープレナー」の開発に取り組んでいます。インタープレナーとは、組織の枠を超えて社会起点で発想し、オープンでフラットな対話を通じて目的を共創し、仲間とリソースを集めてプロジェクトを進め、所属する組織も動かして組織にも貢献し、目的を達成していく「社会人」のことです。全てのセクターに顕在・潜在している「インタープレナー」達が、新しい時代の価値創造の仕組みを理解し、自らの生き方について考え、動き出していくことによって新産業の共創が加速されると考えています。
SUNDREDのインタープレナー・コミュニティは、大企業、中小企業、スタートアップ、政府系公務員、自治体職員、大学研究者、医療者、教育者、プロフェッショナル、学生など各セクターから集まったインタープレナー約1,600人が参集・参画し、新産業のテーマや「実現すべき未来」について継続的に対話を行っています。昨年度は経済産業省関東経済産業局と共同で「令和3年度 越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」を推進し、「インタープレナー(越境人材)」の育成についての政策提言を実施しました。今後もSUNDREDでは「インタープレナー」の発掘・育成・ネットワーク化を加速し、インタープレナーが活躍する環境を整備していくこと新しい時代の価値創造を推進していきます。

インタープレナー
https://www.interpreneur.jp/

■会社紹介
企業名:SUNDRED株式会社
設立:2017年3月設立
代表者:留目 真伸
本社:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
オフィス:東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階
概要:100個の新産業の共創を目指す「新産業アクセラレーター」。「新産業共創スタジオ」を運営し、エコシステムのデザインを起点に成長領域にリソースを集約し、新産業を共創していく 。
URL:https://sundred.co.jp