大阪大学名誉教授 澤芳樹先生がSUNDREDのアドバイザーに就任

同氏を発起人とするMIRACLE構想の代表法人として医療・ヘルスケア起点のイノベーションを加速させWell-beingの実現を推進

100個の新産業の共創を目指す「新産業アクセラレーター」SUNDRED株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:留目 真伸、以下:SUNDRED)は、大阪大学名誉教授、大阪警察病院病院長であり、心臓血管外科医、再生医療のトップランナー(心筋再生医療を世界で初めて実用化しハートシートを保険収載させるとともに、iPS細胞による心筋再生治療のFirst in Humanも成功)の澤芳樹先生がアドバイザーに就任したことをお知らせします。あわせて、澤先生を発起人とするMIRACLE(Medical & Healthcare Innovation ReAlizing CircLE)構想の代表法人をSUNDREDが務め、澤先生のビジョンとSUNDREDの新産業共創に関わる知見を融合し、医療・ヘルスケアを起点としたイノベーションを加速させ、一人ひとりの、社会のWell-beingの実現を推進していきます。

■MIRACLE(Medical & Healthcare Innovation ReAlizing CircLE)構想
MIRACLE構想とは、Well-beingの実現のための医療・ヘルスケアの未来像、21世紀型社会を構想し、医療・ヘルスケア イノベーション エコシステムの共創・社会実装を推進するとともに、イノベーションの加速を通じて一人ひとりの、社会のWell-beingの実現を推進していく取り組みです。共感で繋がる各領域の専門家・プレイヤーが集い、社会起点・目的志向のオープンな対話をもとに、データ基盤の整備、人材育成、研究シーズやスタートアップのインキュベーション、リビングラボの開発などを進めていきます。専門家・プレイヤーがビジョンを共有し繋がりを共有していくことでさらなる繋がりを創出し、対話・共創とプロジェクトの実践を通じ、新たな知識の創造・蓄積を加速していきます。SUNDREDが開発してきた、対話を元に社会起点で新たな価値創造を行い新産業を共創する「新産業共創プロセス」や、立場を越えて社会起点で活動する人材が集まるインタープレナー・コミュニティ、各所のイノベーション活動を集約して社会実装を行うリビングラボの開発プロセスなどを活用し、MIRACLE構想を推進。国内外のイノベーションの場や活動とも連携の上、サイエンスに基づく「Open well-being Innovation」の社会実装を推進していきます。

■澤 芳樹(さわ・よしき)氏
医療法人警和会 大阪警察病院病院長、大阪大学大学院医学系研究科未来医療学寄附講座特任教授、大阪大学名誉教授、一般社団法人臨床医工情報学コンソーシアム関西 代表理事、一般社団法人日本再生医療学会 前理事長、一般社団法人inochi未来プロジェクト 理事長、一般社団法人健康医療クロスイノベーションラボ 理事長、一般社団法人未来医療推進機構エグゼクティブアドバイザー
1980年大阪大学医学部卒業、大阪大学医学部第一外科入局。1989年フンボルト財団奨学生として、ドイツのMax-Planck研究所心臓生理学部門、心臓外科部門に留学。その後、大阪大学医学部第一外科助手、医局長、講師、臓器制御外科(第一外科)助教授を経て、2006年、大阪大学大学院医学系研究科外科学講座心臓血管・呼吸器外科主任教授(第一外科)および大阪大学医学部附属病院未来医療センター長に就任。(2007年外科講座再編に伴い、心臓血管外科主任教授・科長)大阪大学臨床医工学融合研究教育センター長、大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部部長、大阪大学医学部附属病院国際医療センター長などを歴任し、2015年大阪大学大学院医学系研究科研究科長・医学部長、(一社)日本再生医療学会理事長。第14回産学官連携功労者表彰 厚生労働大臣賞(2016年)、日本医師会医学賞(2016年)、第1回日本オープンイノベーション大賞(2019年)、日本学術会議会長賞(2019年)、日本医師会優功賞(2019年)、紫綬褒章(2020年)。心臓血管外科医、再生医療のトップランナー。

■SUNDREDの新産業共創プロジェクト
SUNDREDでは2019年7月の新産業共創スタジオのローンチ以来、「ユビキタスヘルスケア産業」「フィッシュファーム産業」「ハピネスキャピタル産業」等の約12個の新産業プロジェクトを推進中です。その最大の特徴は個社単独での新規事業の開発ではなく、社会起点での新産業の共創を推進していくことで結果として各社の事業機会・投資機会の創出を進めていくというコンセプトにあります。社会起点の目的を多様な社会人との対話の中から共創し、駆動目標となるエコシステム仮説に落とし込み、エコシステム構築の中核となる事業(トリガー事業)を創出し成長を加速していくことで、エコシステム構築を進めていきます。アカデミアの知見とプロジェクトの実践を融合させた「新産業共創プロセス」、目的志向で行動する社会人「インタープレナー」のネットワーク、各所で推進されているイノベーション活動を集約して社会実装を進める「リビングラボ」の開発・運営を通じて、新しいパラダイムに求められる新産業の創出・社会実装を加速しています。 

■これからの社会を牽引する「インタープレナー」について
SUNDREDはこれからの社会を牽引する人材として「インタープレナー」の開発に取り組んでいます。インタープレナーとは、組織の枠を超えて社会起点で発想し、オープンでフラットな対話を通じて目的を共創し、仲間とリソースを集めてプロジェクトを進め、目的を達成していく「社会人」のことです。全てのセクターに顕在・潜在している「インタープレナー」達が、新しい時代の価値創造の仕組みを理解し、自らの生き方について考え、動き出していくことによって新産業の共創が加速されると考えています。
SUNDREDのインタープレナーコミュニテイーは、大企業、中小企業、スタートアップ、政府系公務員、自治体職員、大学研究者、医療者、教育者、プロフェッショナル、学生など各セクターから集まったインタープレナー約1,000人が参集・参画し、新産業のテーマや「実現すべき未来」について継続的に対話を行っています。本年度は経済産業省関東経済産業局と共同で「令和3年度 越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」を推進し、「インタープレナー(越境人材)」の育成を益々加速させていきます。

インタープレナー
https://www.interpreneur.jp/ 

■会社紹介
企業名:SUNDRED株式会社
設立  :2017年3月設立 ※「新産業共創スタジオ」は2019年7月1日より正式稼働
代表者:留目 真伸
本社  :東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
オフィス :東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階
概要  :100個の新産業の共創を目指す「新産業アクセラレーター」。「新産業共創スタジオ」を運営し、エコシステムのデザインを起点に成長領域にリソースを集約し、新産業を共創していく 。
URL  :https://sundred.co.jp