SUNDRED株式会社 EVP、CVO兼CMOに 深田 昌則が就任、経営体制を強化し新産業共創を推進・加速

経営体制を強化し新産業共創を推進・加速

100個の新産業の共創を目指す「新産業アクセラレーター」SUNDRED株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:留目 真伸、以下:SUNDRED)は12月1日より、深田 昌則がEVP(Executive Vice President / エグゼクティブ・バイス・プレジデント)に就任したことをお知らせします。

深田は、長年に亘りパナソニック株式会社にて新規事業及びグローバルマーケティングに従事しており、近年では社会課題解決と社員の発案から新事業を生み出す「ゲームチェンジャー・カタパルト」のファウンダー・代表を務めるなど、多数の実績があります。これらの経験を生かし、当社のCVO(Chief Vision Officer / チーフ・ビジョン・オフィサー)兼CMO(Chief Marketing Officer / チーフ・マーケティング・オフィサー)として、SUNDREDの目指すビジョンの明確化、インタープレナーやアライアンスパートナーとの協働を通じての機能・体制の整備、新しい価値創造のプロセスの普及促進、インタープレナーの発掘・育成に努めます。

SUNDREDは2019年7月の新産業共創スタジオのローンチ以来、アカデミアの知見とプロジェクトでの実践を通じて「新産業共創プロセス」を開発し、多様なセクターのインタープレナーと、個社単独では実現できない繋がったソリューション(エコシステム)の共創に取り組んできました。21世紀型社会の実現や、複雑な社会課題の解決に向けて、現在約12個の新産業の共創プロジェクトが進行中です。本年度は、経済産業省関東経済産業局と「令和3年度 越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」を推進し、特に社会実装に焦点をあて、地域を巻き込んだ新産業共創とインタープレナー(越境人材)の育成に注力しています。各所で推進されているイノベーションの取り組みを集約し、地域にあった形で実装していくための本格的な「リビングラボ」の開発にも着手し、栃木県那須地域において日本最大級のリビングラボ「ナスコンバレー協議会」を立ち上げ、事務局として運営を進めています。
これまでの活動を通じて、当初仮説として持っていた「新しい時代の価値創造においては個社を超えた社会起点での目的共創・エコシステム共創が重要である」「インタープレナー(越境人材)が目的共創の対話の主役となる」「エコシステムの構築に取り組むにはトリガー事業の創出やイノベーションの場の活用等、適切なプロセスが必要である」ということが証明され、その活動のスコープやサービスを拡大しています。

深田は「ゲームチェンジャー・カタパルト」のファウンダー・代表だけでなく、大企業発スタートアップへの投資・事業化支援を行う株式会社BeeEdge取締役として事業会社3社の創業などに取り組むなど、事業創造について実績があります。また、パナソニックに在籍しながら、これまでもSUNDREDのパートナーとして活躍してきました。この度、EVP、そしてCVO兼CMOに就任することで、さらに新産業共創を加速させていきます。

 

■深田 昌則(ふかた・まさのり)のプロフィール
SUNDRED株式会社 EVP、CVO兼CMO、パートナー
パナソニック入社後、米国およびカナダ赴任、Technics等のAV機器の国際営業・宣伝を担当、LUMIX等の全世界市場導入責任者、全社オリンピック実務責任者、パナソニック・カナダB2C部門責任者、家電分社海外部門の新規事業開発室長を経て、2016年に新規事業創出アクセラレーター「ゲームチェンジャー・カタパルト」を創設。2018年、米VC等と合弁で事業開発会社「株式会社BeeEdge」を設立、取締役を兼務、傘下に事業会社3社設立。現在はパナソニックを退社し、カーマインワークス合同会社を創業、事業開発・スタートアップ支援や地方創生など複数のプロジェクトに携わる。カナダ・クイーンズ大学経営大学院研修修了、神戸大学MBA。

<深田 昌則の就任コメント>
昨今の産業界においては、それぞれの大企業やスタートアップだけでは対処しきれない甚大な変化が訪れています。その一方、組織の枠を越えて活躍する個人であるインタープレナーのようなユニークな存在がその突破口となり、企業や自治体、個人・社会をつなぎ新しい産業を生み出す大きな原動力になりつつあります。SUNDREDがエコシステムとインタープレナー起点の発想で新産業を生み出すことを目指す中、私が企業で培ったグローバル視点やブランド戦略、社会課題解決などを基盤とした実践力で「『実現すべき未来』をともにつくる」ことに貢献したいと思います。

■SUNDREDの新産業共創プロジェクト
SUNDREDでは2019年7月の新産業共創スタジオのローンチ以来、「ユビキタスヘルスケア産業」「フィッシュファーム産業」「ハピネスキャピタル産業」等の約12個の新産業プロジェクトを推進中です。その最大の特徴は個社単独での新規事業の開発ではなく、社会起点での新産業の共創を推進していくことで結果として各社の事業機会・投資機会の創出を進めていくというコンセプトにあります。社会起点の目的を多様な社会人との対話の中から共創し、駆動目標となるエコシステム仮説に落とし込み、エコシステム構築の中核となる事業(トリガー事業)を創出し成長を加速していくことで、エコシステム構築を進めていきます。アカデミアの知見とプロジェクトの実践を融合させた「新産業共創プロセス」、目的志向で行動する社会人「インタープレナー」のネットワーク、各所で推進されているイノベーション活動を集約して社会実装を進める「リビングラボ」の開発・運営を通じて、新しいパラダイムに求められる新産業の創出・社会実装を加速しています。

■これからの社会を牽引する「インタープレナー」について
SUNDREDはこれからの社会を牽引する人材として「インタープレナー」の開発に取り組んでいます。インタープレナーとは、組織の枠を超えて社会起点で発想し、オープンでフラットな対話を通じて目的を共創し、仲間とリソースを集めてプロジェクトを進め、目的を達成していく「社会人」のことです。全てのセクターに顕在・潜在している「インタープレナー」達が、新しい時代の価値創造の仕組みを理解し、自らの生き方について考え、動き出していくことによって新産業の共創が加速されると考えています。
SUNDREDのインタープレナーコミュニテイーは、大企業、中小企業、スタートアップ、政府系公務員、自治体職員、大学研究者、医療者、教育者、プロフェッショナル、学生など各セクターから集まったインタープレナー約1,000人が参集・参画し、新産業のテーマや「実現すべき未来」について継続的に対話を行っています。本年度は、経済産業省関東経済産業局「令和3年度 越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」を受託。「インタープレナー(越境人材)」の育成を益々加速させていきます。

インタープレナー
https://www.interpreneur.jp/ 

■会社紹介
企業名:SUNDRED株式会社
設立  :2017年3月設立 ※「新産業共創スタジオ」は2019年7月1日より正式稼働
代表者:留目 真伸
本社  :東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
オフィス :東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階
概要  :100個の新産業の共創を目指す「新産業アクセラレーター」。「新産業共創スタジオ」を運営し、エコシステムのデザインを起点に成長領域にリソースを集約し、新産業を共創していく 。
URL  :https://test.sundred.co.jp