
SUNDREDは2026年7月12日(日)、官民共創HUB(東京都港区虎ノ門)にて「第3回ネイチャーガバナンス共創支援人材育成セミナー&ワークショップ」を開催しました。
本セミナーは、東京都「TOKYO SUTEAM」の採択プログラムとしてSUNDREDが運営する「ネイチャーガバナンス・スタートアップ・プログラム ― ネイチャーポジティブのフロントランナーを、東京から生み出す ―」の一環として実施しているものです。ネイチャーポジティブの産業化に挑むスタートアップに伴走する「支援人材」の育成を目的に、講義とワークショップ、参加者同士のネットワーキングを組み合わせたプログラムとして開催しました。当日は遠方の方向けにオンラインでも同時配信を行いました。

冒頭では、SUNDRED代表取締役 CEO 兼 GMの留目真伸よりTOKYO SUTEAMの全体像を紹介しました。続いて、本プログラムが掲げるネイチャーガバナンスの5つのアジェンダ「可視化・評価」「再生・回復」「最適化」「代替素材・新技術」「エコシステム基盤」について説明し、バッチ1でPhase2に進んでいるスタートアップの事業や実証実験の状況を共有しました。

前半は、SUNDRED CIEOの上村遥子が登壇しました。ネイチャーポジティブ・スタートアップを支援するうえで最も大切なことの一つとして、社会起点の目的思考を持ち、組織や世代、分野を越境して価値を共創できる個人としてのマインドセットを挙げ、「スタートアップは、関わる関係者みんなで育てるもの」という意識の重要性を伝えました。
最初の問いとして「今日、皆さんが支援するのは『会社』でしょうか?『経営者』でしょうか?それとも『社会課題』でしょうか?」を投げかけ、参加者同士でディスカッションを行いました。その後、中小企業とスタートアップの違い、スタートアップの主な成長フェーズやエコシステムについて講義し、支援者が果たすべき役割を考える時間としました。
また、起業家でなくても自分が「すでに持っているもの」の中で支援に活かせそうなものを書き出し、グループで共有するワークも実施。最後に、ディープテックやネイチャーポジティブ領域の失敗例を紹介し、同じパターンに陥らないための視点を共有しました。


後半は、代表の留目がネイチャーポジティブをめぐる潮流を中心に講義しました。SINIC理論やネイチャーガバナンスにおける産業共創の機会を紹介したうえで、先進事例については「法的義務化」「都市・地域づくり」「経営・投融資に自然を組み込む」の3つの観点から解説しました。
本セミナーでは、以下の3点を全体のゴールとして掲げました。
講義の後は、本プログラムの採択スタートアップを題材にしたワークショップを行いました。ホームページや公開情報から事業と課題を読み解き、付箋とグループディスカッションで支援策を検討。まとめた内容はスタートアップへのフィードバックとして届けます。


ワークショップ終了後はネットワーキングの時間を設け、参加者同士が今後の連携に向けて交流を深めました。
SUNDREDは今後も、ネイチャーポジティブの産業化に向けて、スタートアップと多様なセクターの共創人材をつなぐ場づくりに取り組んでまいります。